塩月桃甫

画家・塩月桃甫（1886-1954）は、戦前の日本統治時代の台湾に初めて西洋美術を普及させ台湾美術展覧会を創設し、台湾美術界に多大なる貢献をした人物です。

 今回、この塩月桃甫の作品展示とドキュメンタリー映画の上映を致します。

約100年前、激動する時代に翻弄された画家・塩月桃甫が目指した「自由」とは何だったのか？

昨年のOneKyushuミュージアムでセミナー講師としてお迎えした美術家・小松孝英氏が脚本・監督を努めます。

今年7月に「福岡アジア美術館・あじびホール」で開催した上映会もたいへんご好評をいただきました。

こちらの映画では、現在も台湾に残る日本統治時代に建設された歴史的建造物も多数登場しますので、建築アーカイブとしての見どころも充実しています。

 ぜひ会場のスクリーンで、歴史と文化に満ちた映像美の世界をご堪能下さい。