SATSUMAKIRIKO
薩摩切子
場所:西鉄グランドホテル 2F瑠璃の間
10月17 日(日) 12:00~17:00
10月18 日(月) 12:00~17:00
期間:
薩摩切子の誕生~終焉~復元
1846年(弘化3年) 島津家27代 斉興の代に、薩摩藩におけるガラス製造開始
主に、強い酸に耐え得るガラス器を製造
1851年(嘉永4年) 28代 斉彬が藩主に就任し、色ガラスを被せてカットを施す
薩摩切子の製造を開始
1855年(安政2年) 工場群「集成館」において本格的なガラス製造開始
1858年(安政5年) 斉彬が死去し一時規模縮小
1863年(文久3年) 薩英戦争の折、英艦の砲撃を受けて硝子工場や他の諸施設が焼失
その後29代忠義が集成館再興を命じる
1877年(明治10年) 西南戦争勃発
この時期に薩摩切子が終焉を迎えたとされる
1985年(昭和60年) 薩摩切子復元事業開始
作家紹介
中根 櫻龜
Ohki Nakane
1962年兵庫県伊丹市生まれ
1980年 熊本県立第一高等学校卒業
1982年 武蔵野美術短期大学卒業
1984年 東京ガラス工芸研究所卒業
島津観光㈱(現㈱島津興業)入社
尚古集成館勤務 薩摩切子復元に着手
1985年 薩摩ガラス工芸㈱設立と同時に移籍
2002年 第49回日本伝統工芸展 初入選
2010年 薩摩切子復元25周年を機に、島津家第32代当主より櫻龜の雅号をいただく
2015年 島津薩摩切子復元30周年記念 日本橋三越本店個展
第48回MBC賞受賞
2017年 第68回南日本文化賞受賞
2018年 日本橋三越本店個展
2019年 福岡三越個展
松林雄一郎
Yuichiro Matsubayashi
1967年埼玉県戸田市生まれ
職人歴35年
1986年 鹿児島工業高等学校 工業化学科卒業
1986年 薩摩ガラス工芸株式会社入社 ガラス原料の調合を担当
1988年 原料調合部門よりカット加工部門へ移籍
2010年 薩摩切子復元25周年記念大花瓶「壽乃扇」製作
2012年 二色被せ大花瓶「青礁湖」製作
2013年 二色被せ大花瓶「大樹」製作
大鉢「五重奏」製作
2018年 二色被せ大花瓶「威風堂堂」製作
山口 範子
Noriko Yamaguchi
1969年東京都練馬区生まれ
職人歴17年
主な取組、製作
復元35周年記念事業プロジェクトリーダー
二色衣誕生20周年記念大花器「四季」 夏・冬担当
菊花文六色六段重、トールタンブラー、二色冷酒杯C-253、千夜物語 他
畠中 智子
Hatanaka Tomoko
1976年鹿児島県姶良市生まれ
職人歴20年
主な取組、製作
菊花文六色六段重、二色酒盃「寿恵瑠」、35周年記念作品中皿「可憐」 他
小森園 三夏
Mika Komorizono
1973年 鹿児島県姶良市生まれ
職人歴25年
主な取組、製作
二色衣誕生20周年記念大花器「四季」 春・秋担当
テーブルウェア・フェスティバル2022出展作品製作担当
35周年記念作品大皿「慶び」、つぼみタンブラー「凛」、フリーカップ「結」他
原口 拓馬
Takuma Haraguchi
1982年鹿児島県姶良市生まれ
職人歴20年
主な製主な取組、製作
二色衣誕生20周年記念大花器「四季」 夏・冬担当
35周年記念作品薩摩切子のだるま、猪口「彩暦」 他
内 瑠実子
Rumiko Uchi
1980年鹿児島県鹿児島市生まれ
職人歴19年
主な取組、製作
35周年記念作品プレート皿、花入 他
上國料 将
Tasuku Kamikokuryo
1984年鹿児島県鹿児島市生まれ
職人歴12年
主な取組、製作
二色衣誕生20周年記念大花器「四季」 春・秋担当
2色タンブラーC‐213、35周年記念作品アクセサリー「irodori」 他
伊藤 実佳子
Mikako Ito
1989年岐阜県海津市生まれ
職人歴10年
主な取組、製作
二色衣誕生20周年記念大花器「四季」 春・秋担当
テーブルウェア・フェスティバル2022出展作品製作担当
ペンダント照明、ニューイヤーカップシリーズ、酒器揃「華衣」 他